今年本当にあった、教習中の怖かった体験談をお話ししします!
普通車ATの路上教習中の出来事です。
ある日、教習もあと少しで終わりに近づいていて、信号待ちをしていたのです。
すると!どこからか声が聞こえてきたんですね(・・?
教習生(男)に「声が聞こえない?」と聞くと
教習生)「聞こえます!」
指導員)「聞こえるよね・・・なんか「はっけってっくれ」って聞こえるんだけど・・・」
教習生)「そうですね・・・」
小さい声が・・「はすけーはすけーはすけー」って聞こえてくるんですよ・・(‘Д’) 何言ってるか分からなくて・・・
バックミラーで後ろを見ると、
トラックが止まっていておじさんが運転していたのですが、普通の表情で信号を見ている感じなんですね・・
私は、その時後ろの人は違うなと思い、周辺を見渡しました。
私たちが信号待ちをしていた場所が、ちょうど川の流れる橋の上だったので・・・・
もしかして、橋の下から誰か助けを呼んでいるのかなと思い・・
指導員)「もしかして橋の下に人がいるのかな?」
教習生)「そうかも・・・周りには誰もいませんし・・」
指導員)「左折したら、ちょっと橋の下確認してみるね・・なんか怖いね」
教習生)「怖いですね」
信号が青になって左折をして、橋の下を「パッ」っと覗いてみると・・・
なんと!誰もいないんです・・・・・
指導員「誰もいないよ」
教習生「ほんとですか」
二人で、沈黙が・・・・・
すると、走行中にまた、声が聞こえてきたんです!!!
指導員「あれっ!まだ声がするんだけど幻聴かな・・自分疲れているかな(*´Д`)」
教習生「声しますよ!「はよいけ」って聞こえる!」
私が、バックミラーを確認すると・・・・
信号待ちの時、後ろに止まっていたついてトラックが、ついてきています。
よーく・・・・見てみると
車間距離も近くなっていて・・
運転手のおじさんが・・・
ハンドル強く握って、前かがみになって、マスクをとって、眉毛をつりあげて、激怒った表情で・・・
「はよイケー!」「はよイケー!」「はよイケー!」「はよイケー!」何度も何度も繰り返しながら
叫んでいるんです ( ;∀;) (漫画に出てくるような怖い顔でした)
コロナ対策で、冬でも窓を開けていたので、聞こえてきたんですね・・・
指導員「こわっ」
教習生は引きつっていました・・
指導員「大丈夫!気にしなくていい。ちゃんと速度守って走っているから!」
「だから後ろの人が悪いんだから、あおり運転だから、こっちは悪くないんだよ」
左に寄って、道を譲るか迷いましたけど・・・
学校まで近かったのでそのまま走りました (*´Д`)
私も、さすがに教習生がかわいそうになったので、
警察に通報しようかなと思い、学校に着く直前に、相手の方に
手招きをして「こっちに来て」としましたが
おじさんは、叫びながら逃げていきました!(60歳ぐらいかな・・)
指導員「怖かったね」
l教習生「はい・・」
ここまでの出来事は教習人生で、初めての体験でした(*_*;
題名「はよいけおじさん出現」
一般ドライバーの皆様へ
私たちも長年教習をしているので、一般の方の気持ちも分かります。
教習車の後ろは走りたくないですよね・・・
教習生はまだ未熟者なので円滑に走行するのも難しく、発展途上の段階です。
地域の皆様に、ご迷惑をお掛けしているのは十分ご承知しております。
私達指導員も、なるべく迷惑をかけないようにと心掛けています。
ただ、忘れないでほしいのは、
皆様も、教習所に通ったことがあるということです。
初めてハンドルを握った時の自分を思い出してください。
そして今は、皆さまの子供、孫達が、一生懸命に頑張っています!
今後とも宜しくお願い致します。
H指導員のひとりごと